神奈川県工業塗装協同組合

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組合の概要・沿革
組合の概要

 神奈川県工業塗装協同組合は、神奈川県県下唯一の工業製品塗装加工の専業者団体として位置付けられています。当業界は、金属製品、プラスチック製品等の防錆保護、美装、機能性付与を目的とした塗装加工を工場において行っています。
 塗装は古い歴史をもっていますが、戦後の復興した高度成長の中で、電気・通信機器や自動車部品等の工業製品を塗装する金属塗装専業者が多数誕生し、日本の産業を力強く支えてきました。
 現在の組合員数は48社、全従業員数は約700名、横浜東、横浜西、川崎、県央及び湘南の5支部で組織され、技能検定試験の受託実施、金属塗装技能士及び噴霧塗装技能士(工業塗装技能士)の育成、講習会の実施、技術・環境・労働安全に関する情報交換、その他調査及び講習会などを行っています。
 当組合の講習会では、工業塗装技能士を目指す人を対象とした塗装技術・学科の講習会、外国人従業員向け基礎級塗装技術講習会、職業訓練生を対象とした塗装実技講習会、小中学生の社会見学・体験の一環として塗装体験教室などを行っています。
 また、組合員の技能の向上を図ることを目的として、平成4年度から毎年1回「神奈川工業塗装まつり・塗装技能コンクール」を開催し、塗装技能コンクールの優秀作品には神奈川県知事賞ほか多数の賞が授与されています。
 さらに、国や県の指導のもと、昭和60年度から平成2年度まで「中小企業近代化促進事業」、昭和63年度から平成2年度まで「中小企業職業能力開発推進事業」、平成3年度から平成7年度まで「中小企業人材確保推進事業」、平成4年度及び平成5年度の2年間、神奈川県と中国遼寧省との提携に基づく技術研修生受入(1年研修で2期生まで実施)、平成10年度かに「労働時間短縮推進事業」、平成12年度から平成14年度まで「短時間労働者雇用管理改善事業」、さらに平成15年度から2度目の「中小企業人材確保推進事業」を実施しました。

 このように当組合は、関係官庁、関係諸団体の指導、支援を受けながら、組合員企業の健全な発展と魅力ある職場づくりを目指して活動しています。
神奈川工業塗装まつり
工業塗装まつり
塗装技能コンクール
工業塗装まつり
塗装技能コンクール
塗装講習会
組合の沿革
昭和37年10月 神奈川県金属塗装組合(15社)結成
昭和38年 2月 全国塗装協会(現日本工業塗装協同組合連合会)に加入
昭和38年10月 労働省の金属塗装技能検定国家試験の実施母体となる
昭和40年 6月 神奈川県から金属塗装技能検定国家試験を受託実施(昭和53年まで)
昭和40年 6月 金属塗装実技講習会及び学科講習会を実施(現在に至る)
昭和45年 6月 神奈川県から噴霧塗装技能検定国家試験を受託実施(昭和53年まで)
昭和48年 9月 神奈川県金属塗装工業会(82社)結成
昭和50年 2月 神奈川県金属塗装組合を改組し、神奈川県金属塗装協同組合設立
昭和50年 4月 現公益財団法人横浜企業経営財団に加入
昭和50年 4月 相模原金属塗装工業協同組合(23社)結成
昭和52年 7月 神奈川県金属塗装協同組合、神奈川県金属塗装工業会及び相模原金属塗装工業協同組合が合併し、神奈川県金属塗装組合連合会(128社)結成
昭和53年 3月 公益社団法人神奈川県環境保全協議会加入
昭和54年 4月 神奈川県技能検定協会(現神奈川県職業能力開発協会)に加入、神奈川県に代わり同協会から技能検定国家試験を受託実施(現在に至る)
昭和54年11月 神奈川県金属塗装組合連合会を神奈川県金属塗装協同組合に統合(146社)
昭和55年 2月 神奈川県中小企業団体中央会に加入
昭和56年 4月 川崎市技能職団体連絡協議会に加入
昭和60年 4月 神奈川県知事から「中小企業近代化促進事業実施団体」に認定(6年間)される
昭和60年11月 神工塗ニュース創刊
昭和61年 4月 神奈川県産業技術交流協会加入
昭和61年 7月 神奈川県工業塗装協同組合に名称変更(現在に至る)
昭和61年12月 神奈川県知事から業界振興優良組合として表彰される
昭和62年 4月 神奈川県技能士会連合会へ加入
昭和63年 4月 神奈川県知事から「中小企業能力開発推進事業実施団体」に認定(3年間)される
平成 3年11月 神奈川県知事から「中小企業人材確保推進事業実施団体」に認定(5年間)される
平成 4年 2月  「第1回神奈川工業塗装まつり・塗装技能コンクール」開催
平成 4年 9月 神奈川県と中国遼寧省との提携に基づく技術研修生受入(研修期間1年間、2期生まで2年間実施)
平成 8年11月 神奈川県知事から技能検定推進団体として表彰される
平成10年 4月 労働省から「労働時間短縮推進事業実施団体」に認定(1年間)される
平成12年 4月 労働省から「短時間労働者雇用管理改善事業実施団体」に認定(3年間)される
平成12年11月 労働大臣から技能検定試験協力団体として表彰される
平成15年 7月 神奈川県知事から2度目の「中小企業人材確保推進事業実施団体」に認定(3年間)される
平成18年 4月 厚生労働省から「団体安全衛生活動援助事業(たんぽぽ計画)実施団体」に認定(3年間)される
平成20年 5月 厚生労働省から「労働時間等設定改善推進事業実施団体」に認定(2年間)される
平成21年 5月 神奈川県職業能力開発協会会長から技能検定優良団体として感謝状を授与される
平成22年 4月 厚生労働省から「中小企業人材確保推進事業実施団体」に認定(3年間)される
平成23年 7月 神奈川東部職業能力開発推進協議会加入
平成25年 7月 神奈川県技能士会連合会会長から技能振興推進団体として表彰される
平成27年11月 厚生労働大臣から技能振興優良団体として表彰される
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